神栖市(かみすし)は茨城県の南東端に位置し、東側は太平洋(鹿島灘)、南側と西側は利根川を経て千葉県に接した、南北に長い形状をした市です。

工業と農業、漁業がバランスよく共存するまち

市の北部から東部一帯は、鹿島港を中心に、石油化学、鉄鋼、飼料関連の企業約170社が立地する「鹿島臨海工業地帯」が広がり、製造品出荷額は茨城県1位となっています。

また、農業も盛んで、特に温暖な気候と水はけのよい砂地を生かして栽培されたピーマンは、ブランド品として高い評価を受け、全国1位の出荷量を誇っています。

南部は波崎漁港を中心に漁業が盛んで、サバの缶詰などの水産加工品が特産品となっており、工業・農業・漁業などの産業がバランスよく形成されています。

特産品

ピーマン

ピーマンの出荷量・作付面積はともに日本一!新鮮でおいしいピーマンを多数出荷しています。
主に栽培されている品種は「みおぎ」で、柔らかくて苦みが少ないのが特徴。丸かじりしたくなるみずみずしさです。

千両・若松

   センリョウの実 若松

日本のお正月に欠かせない縁起物の千両・若松のシェアも日本一。「がくや」の中で手間暇かけて育てられた千両は、赤い実が美しくつやつやと輝きます。

サバ・イワシ

波崎は、サバやイワシが豊富に水揚げされる日本有数の漁師まち。黒潮と親潮がぶつかる豊かな漁場があり、とれたての新鮮なサバを使った水産加工品も盛ん。
新鮮さとおいしさがぎゅっと詰まったサバ缶は、素材のよさがストレートに味に出ます。トロさばを塩だれに漬け込んださば文化干しは、脂ののった上品な味わい。

囲碁・将棋盤

神栖市は日本一の囲碁・将棋盤の産地で、全国生産量の約8割を占めています。地元の船大工や樽職人が、木を扱う技術を生かして囲碁・将棋盤づくりを始めたという歴史ある一品。

スポーツを思い切り楽しめる!

   サーフィン サッカーコート

気候は一年を通して温暖で、過ごしやすい地域のため、アウトドアスポーツなどが盛んです。

海と川に面していることから、茨城県内外から多くの方が、釣りやサーフィンなどのマリンスポーツを楽しみに来ます。

また、市内には運動施設も多く、2019年にオープンしたかみす防災アリーナのほか、サッカー場は約100面あり、大会や合宿でにぎわいます。近隣の鹿嶋市、潮来市などと共に、Jリーグ鹿島アントラーズのホームタウンにもなっています。

活力ある暮らしやすいまち

年少人口(0~14歳)、生産年齢人口(15~64歳)ともに茨城県内で上位。若い世代が多く暮らす神栖市は、保育や医療、住宅など子育て世代への支援策が充実しており、住み心地のよさも評価されています。

神栖イメージ画像
神栖市役所 所在地 〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5
代表電話:0299-90-1111
FAX:0299-90-1112
神栖市HP https://www.city.kamisu.ibaraki.jp/index.html
市長 石田 進(いしだ すすむ)
人口 93,550人(2025年3月31日時点)
面積 146.97㎢(2025年4月1日時点)
月平均最高気温 28.6℃(参考:東京の最高気温31.3℃)
月平均最低気温 2.9℃(参考:東京の最低気温1.2℃)
年間降水量 約1,700㎜(雪はほとんど降らない)
※気温・降水量は最寄りの銚子気象台データ
地形 平坦
地質 砂れき層、活断層なし
製造品出荷額 1兆9,868億円(2023年経済構造実態調査、県内1位)
財政力指数 1.34(2023年、県内2位) 
合計特殊出生率 1.54(2018-2022年、県内1位)
年少人口割合 11.8%(2025年4月、県内9位)
生産年齢人口割合 63.1%(2025年4月、県内2位)
特産品 ピーマン、若松、千両(国内シェア1位)、水産加工品
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