夏の暑さが一段落し、何か新しいことをはじめるには最適な秋。何をするにも快適な過ごしやすい気温のため、何か新たな趣味を探している方も多いはず。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、秋に開催される「神栖市芸術祭」。
参加されている方はみんな自分らしく生き生きとしています。
もしかしたら、新しい趣味やライフスタイルを考える「きっかけ」になるかもしれません。
今回は実際にどんな作品が出展されるのかを紹介します。
開催概要
2021年はイベント終了しました。
■日時|2021年10月28日(木曜日)~10月31日(日曜日)9:30~16:00(ただし最終日は15:00まで)
■場所|かみす防災アリーナ
令和3年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小して開催予定です。
※発表・展示内容および日程は、神栖市公式サイトまたはチラシ画像でご確認ください。
出展者の紹介
ほんの一部ですが、芸術祭に出展予定の出展者を紹介します。
チョークアート 髙須 照美さん
指で織りなすグラデーション、オーストラリア発祥の新しい感覚のアート。
チョークアートとは
学校のチョーク?と思われる方も多いかもしれませんが、オイルパステルというクレヨンのような画材で黒板に描くアートです。カフェや飲食店の看板としてオーストラリアなどでは身近な存在。
黒のキャンバスに鮮やかな色調ときれいなグラデーションが特徴的。
パステルを塗った後、指の体温で馴染ませながら描く。筆などで描くのと違った新しい感触で、癒し効果もあるとか。
画材のオイルパステル
浮き上がってくるような鮮やかな色彩表現で魅力的。本物よりもおいしそう。
出展者の略歴
チョークアートに魅せられ、仕事・家庭も両立しながら、3年かけて講師ライセンスを取得。個人で楽しむ趣味から、外へ発信する展示やワークショップへと活動を広げだしたところでコロナ禍に。コロナ禍が落ち着いたら、気軽にとりくめるようなワークショップや教室を検討している。
押し花アート 八本 啓子さん
野花に新しい命を吹き込む。レタスが富士山に、世界の見方が変わるかも。
押し花アートとは
花はもちろん、草木や果実、普段捨ててしまうような野菜の皮までも素材となる。レタスの葉が富士山に、大根の皮が月下美人の花びらに。色と形と配置によって、風景や動物などに新しく生まれ変わる。
そうなると、いつもの散歩道も素材の山。植物にも詳しくなり、普段の暮らしも違う視点でみることができそう。
紫外線をさければ、20年以上も色を保つことができる。結婚式のブーケを押し花にする方もいるそうです。
胡蝶蘭を素材として押した花。新鮮なものを押すとより鮮やかに色を残すことができる。
虫食いも自然のアートと捉え制作した作品
出展者の略歴
幼少より生け花に親しみ、池坊総華督でもある。押し花をはじめたのは、生け花の剪定した花が”もったいない”という気持ちがきっかけ。押し花アート歴は30年以上で、市内外で数多くの教室を開催している。作風は自由で大胆。
パッチワークキルト 大槻 洋子さん
糸と針と布、暮らしの芸術。幾何学デザインがまるで万華鏡のような美しさ。
パッチワークキルトとは
パッチは”つぎはぎ用の布きれ”のこと。それを縫い合わせ、モザイクのようなデザインの1枚の布にする手芸。
1枚1枚の布のデザインに加えて、調和のとれた1枚の美しさも楽しむことができる。
材料は布、針、糸とシンプルながら、奥が深いアートです。
羊をモチーフした作品
クリスマスをテーマに制作した季節感も楽しめる作品
出展者の略歴
30代前半の頃に、書店でアメリカンパッチワークの本に出会い、これなら自分にもできそうだとはじめたのがきっかけ。持ち前の積極性と社交性も相まって、3年程で展示会を開催。公民館講座の講師を務めるようになる。国内のみならず、海外で展示会を主催するなど、精力的に活動をしている。
ほかにも様々な分野の芸術作品が出品されます
今回ご紹介したのはほんの一部で、芸術祭では様々な作品が並びます。
ぜひ足を運んでいただき、心のこもった作品を見れば、あなたの”好き”がきっと見つかるはずです。