青空を背景にそびえるウインドパワーかみすの風車と、まっすぐに伸びる南海浜護岸壁。
1000人画廊の白く塗り替えられた壁には、今年も新しい力作アートがお目見えしました。
令和3年度 1000人画廊作品
神栖四中美術部制作風景
神栖市立神栖第四中学校美術部は、10年以上前から1000人画廊の壁画制作に参加しています。
しかし、昨年は新型コロナウイルス感染拡大により参加を断念。今年こそはと夏休みに予定していた制作も、緊急事態宣言による活動制限で見通しが立ちませんでした。
ようやく制作に取り掛かることができたのが10月上旬。青空の下、総勢32名の部員が5つのキャンバスに絵を描きました。
個々に制作に向き合うことが多い美術部の活動。今回はグループに分かれた共同制作でした。生徒の皆さんはどのような感想を持ったのでしょうか。
「今回の共同制作を通して、みんなで協力することの大切さを知ることができました。」
「自分に足りないところを補ってくれる人がいたり、逆に自分がフォローしたり…そうやって、グループで一つの作品を作り上げることがとても楽しかったです。」
今回、1、2年生にとっては初めての1000人画廊での活動。そして3年生にとっては、この制作が神栖四中美術部での最後の活動となります。
「今日やっとこうして皆で共同制作することができて、普段、部活がいつもどおりできるのは当たり前のことではなく、とても貴重なことなんだなと改めて実感します。」
「コロナ禍で大変な時代ですが、みんなを元気づけられるような作品をつくろうと思い、制作に臨みました。ぜひ多くの人に足を運んで見てもらいたいです。」
<虹のかけ橋>
※記念撮影時のみマスクを外して撮影しております。
神栖四中の『カラフルヒーロー』
神栖四中美術部について顧問の先生にお話をお聞きしました。
―― 日々の活動について教えてください。
「普段の活動ではコンクールに向けて個人制作をすることがメインです。体育祭などの学校行事があるときは、横断幕やポスターの制作をすることもあります。休日や長期休みには、1000人画廊での活動や美術館研修など、外でできる活動もおこなっています。」
―― 神栖四中美術部はどのような雰囲気ですか?
「他の部活よりも一人で活動する時間が長いため、部員一人一人が目標をもち、それに向かって日々コツコツ努力しています。一人での活動時間が多くはありますが、部員同士とても仲が良く、絵のアイデアについて意見交換をしていたり、教え合ったりしている姿もよくみられます。」
神栖四中美術部を一言で表すと『カラフルヒーロー』。一人一人違う個性を色にたとえ、絵を描いている姿が戦う戦士のようだと、生徒たちが考えたそうです。
それぞれの個性が混ざり合った時、どのような色彩が生み出されるのか。1000人画廊の作品を見て感じてください。
ラジオでも美術部のインタビューが紹介されました!
出演するラジオ
エフエムかしま(FM放送76.7メガヘルツ)「かみす放送局」
神栖市からのイベントや観光、子育て、特産品などの情報をはじめ、市内の小中学校やスポーツ少年団、行政情報など旬な情報が満載!神栖市の魅力満載の30分間となっています。
出演日時
2021年11月19日(金曜日)18:30~19:00
スマートフォンでも聞けます
コミュニティFMラジオのインターネット放送「サイマルラジオ」から、オンタイムで聴けます!
FMかしま-JCBAインターネットサイマルラジオ
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