2022年10月21日(金曜日)に神栖市立波崎西小学校の6年生を対象とした「選挙出前講座」がおこなわれました。
この講座は「選挙ってなあに?」から始まり、子どもたちに選挙を身近に感じてもらえるように、講義と模擬投票を通して選挙の意義や投票の仕方等を学ぶ、神栖市選挙管理委員会が実施するプログラムです。
選挙ってなあに?
子どもたちにも分かりやすく、クイズ形式で選挙について学びました。みなさんも問題に挑戦してみてね。
選挙の投票は何歳からできる?
▪ 25歳
▪ 20歳
▪ 18歳
答え/18歳
平成28年の夏から、選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられました。
投票用紙は折って投票箱に入れた方が良い?
▪ ◯
▪ ✕
▪ どちらでも良い
答え/どちらでも良い
投票用紙には特殊な加工がされていて、折って入れても投票箱の中で自然に開くようになっています。
ココ市の観光大臣を選ぼう!
神栖市にとてもよく似た風土・環境の「ココ市」を舞台に、3人の候補者から観光大臣を選ぶ模擬投票が始まりました。
候補者はココ市をより良くするための考え(政見)を、政見放送の動画で訴えます。
カミスココくん候補
- サバ缶グルメで有名に!
- サバ缶のゆるキャラでPR
千挙メイ候補
- 工場などの夜景で集客を!
- SNSと口コミを活用したPR
いばラッキー候補
- ココ市を舞台にしたネットゲームを作ります!
- ゲームの聖地としてPR
各候補者の政見をもとに、ココ市の未来予想図をグループワークで考えました。みんなにはどんな未来が見えたかな?
投票をしてみよう!
教室を投票所に見立て、模擬投票の開始です。実際の投票所と同じように「受付」「記載台」「投票管理者」「投票箱」が配置されました。
児童たちは投票用紙の記入の仕方に決まりがあることを学び、それぞれ選んだ候補者の名前を記入して投票箱へ。
投票用紙は実際に選挙で使われるものと同じ特殊な素材のテスト用紙を使いました。
ちなみに選挙の投票用紙に使われる“ユポ” と呼ばれる合成紙は、神栖市にある工場で作られているんですよ。
いざ、開票作業!そして開票結果は・・・
代表児童4名による開票作業が始まりました。
投票箱に投票用紙が残っていないことを確認し、みんなが見守る中、開票作業は進みます。枚数を数える計数機も実際に使ってみました。
そして、ココ市観光大臣に選ばれたのは・・・いばラッキー候補!
模擬選挙を体験した児童たちからは
「大人になったら選挙に行こうと思いました」
「友達の意見に惑わされずに自分で決めることを大事にしました」
といった感想が聞かれました。
「選挙出前講座」の最後にはカミスココくんがサプライズで登場!
みんなも18歳になったら選挙に行こうね。
12月11日(日)は茨城県議会議員一般選挙の投票日です
神栖市はかねてから選挙の投票率が低い傾向にあります。
特に、若年層の政治に関する「主権者意識」が低いことから、神栖市では小中高校での「主権者教育」に力を入れ、このような「選挙出前講座」をおこなっています。
2022年12月11日(日曜日)は茨城県議会議員一般選挙の投票日です。
候補者の経歴や政見等が記載された「選挙公報」は、投票日の前々日までに新聞折り込みで届けられるほか、コンビニなどでも入手することができます。
茨城県ホームページにも掲載されますので、投票先選びの参考にしてください。
『大事なことは、自分の意思で候補者を選ぶこと』
わたしたちの暮らしを豊かにするため、県民の代表となる議員を選ぶ、大切な一票です。
投票日当日に投票に行けない場合は、期日前投票を利用して投票に行きましょう。