未来へつなごう 神栖の海岸
2022年6月25日(土曜日) 日川浜海水浴場で2022海岸清掃がおこなわれ、市内外からおよそ1600人が参加しビーチクリーンをおこないました。
昨年、一昨年と開催できなかった海岸清掃、今回は3年ぶりの実施となりました。梅雨時期とは思えぬ連日の猛暑、この日も朝から気温が上がります。海風が吹いているとはいえ日差しも強く、真夏を思わせるような暑さです。
神栖市海岸清掃実行委員長の鈴木一史さんと石田市長の挨拶とともにビーチクリーン開始。
鹿島アントラーズマスコットキャラクター「しかお」も応援に駆け付けてくれました。
この活動は、<日川浜から波崎漁港までの約20キロメートルの白砂青松を大切な財産として将来に引き継ぎたい>をテーマに、市民有志による実行委員会で企画・実施しています。
企業や一般市民へ参加を呼びかけ、日川浜海水浴場のおよそ1キロメートルの範囲を海開きを前に清掃します。
参加されている方は、友達や家族、職場の仲間など様々です。
みなさんどのような思いで参加されたのでしょうか?
偶然、プロサーファーとして活躍されている高梨直人さんを見つけ、お話を伺うことができました。
「神栖の海は何といっても広い砂浜が魅力。水が青くてきれいな上に、あらゆるコンディションで練習ができる、サーフィンにとても適した場所です。砂浜なので安全面も高く、初心者から上級者まで幅広い層で楽しめるビーチだと思います。」
「神栖は地域の人たちも優しい。住みやすいし、環境も自分がやりたいことに対して協力的で、スポーツにも力を入れている。本当に良いところなので、みなさんサーフィンを楽しみにきてください!」
参加されている方には神栖の海でサーフィンを楽しまれる方も多く、今回の海岸清掃以外でもビーチクリーンをおこなっているという話を多く聞きました。
参考:実は神栖市はサーフスポットとしても有名。「サーフィンの隠れた聖地?神栖がサーフィンに適している理由」でサーフィンをやるうえでの神栖の魅力などを説明をしています。
また、そんな神栖市から輩出されたトッププロサーファーの高梨さんには「特別インタビュー|プロサーファー高梨直人さん」でサーフィンの魅力などについて語っていただいています。
美しい海と砂浜は神栖の魅力の一つ。日ごろから砂浜をきれいに保つ心がけが大切なのだと、あらためて感じます。
最後に神栖市生活環境部 廃棄物対策課の寺島課長補佐にお話を伺いました。
「海岸清掃は今回で15年目。途中、震災やコロナ、悪天候で開催できない年もありましたが、西部コンビナート・東部コンビナートの有志のみなさん、一般市民のみなさんなど、毎回2000人~2500人くらいの方が参加してくださっています。」
「近年、海洋プラスチック汚染が問題になっています。海岸清掃をしてみても、やはりペットボトルやプラスチックごみが多いように感じます。珍しいものだと、漁業関係の浮き輪や漁網なども過去にはありました。」
「今回の清掃活動で、2030㎏のゴミを回収することができました。多くの方にご参加いただき、またコロナ対策にご協力いただきありがとうございました。」
「9月には各地区の美化活動を行う『クリーンかみすの日』がありますので、まちの清掃にもご協力をお願いします。」
2022年は7月16日(土曜日)~8月21日(日曜日) の期間、日川浜海水浴場と波崎海水浴場が開設されます。
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