神栖市はピーマンの生産量・出荷量・作付面積がいずれも日本一!
神栖市のピーマンは肉厚で甘味があり,子どもも喜んで食べられると評判です。
参考:なぜ神栖市がピーマン日本一になったのか「子どもが喜んで食べる”かみすのピーマン”の裏側!日本一へのストーリー」をご覧ください。
そんな神栖市のピーマンについて神栖市在住の演歌歌手 谷 夕子さんが歌ってくれました。
日本の心を歌う伝統音楽である演歌で,神栖市のピーマンへの想いを歌いあげてくれています。
♪ 谷 夕子 – かみすピーマン音頭
プロフィール|演歌歌手 谷 夕子さん
鹿嶋市出身で神栖市在住。会社に勤めながらローカル歌手として20年活動してきた。地元を力強く歌った楽曲が多いが,今回これまでと違ったイメージの「かみすピーマン音頭」を制作した。地域のカラオケ講座の講師も務める。
本記事ではこの楽曲の制作秘話を谷さん(歌手)と吉岡さん(作詞)に伺いました。
この楽曲を制作することとなったきっかけは?
実は私が谷さんにアプローチをしたのがきっかけでした。普段は旅館業を営んでいて,もともとカラオケは好きだけと,曲作りなどしたこともない,ただの素人です。
地元神栖のピーマンの良さについて,多くの人に伝えたいという気持ちがあり,たまたま谷さんと知り合い「かみすピーマン音頭」を作ったら歌ってもらえないかとお願いしたら快く了承してくれました。
ピーマンについて改めて調べ,曲を作り始めたらスラスラと30分位でできあがりました。
谷さんのおかげで,こんなに素晴らしい曲になりました。
今まで,地元の海を歌った曲が多かったのですが,ピーマン日本一についての楽曲制作にも興味がありました。吉岡さんにお声かけいただき,聞きやすく,親しみやすい曲が作れると思い,制作することとなりました。
「ちょっとネットで調べてみたら」という歌詞があり,最初は演歌っぽくないと思っていましたが,逆に新鮮でとてもノリの良い曲になりました。
また制作を通して,ピーマンの魅力を改めて知ることができました。たとえばピーマンのビタミンは熱に強く,煮ても焼いてもビタミンが失われにくいという話には驚きました。
お二人から見た神栖のイメージは?
日本有数の工業地帯で日本の一流企業が集まっている一方で,園芸農家のピーマンや千両,メロンなどの栽培も盛んである点は神栖市民として誇りに思っています。
お祭りなどのイベントも多く、市民の一体感を見ると,いつも胸が熱くなります。
自分はずっと神栖市在住だが,市外から転入してくる方が本当に多いと感じます。
転入してきた人からよく聞くのが,温暖な気候で過ごしやすい点。また神栖を語るうえで海は外せません。砂浜の砂紋の撮影で県をまたいでくる方もたくさんいます。ほかにも子育て環境や,水資源に恵まれていることなど,語りきれないほど魅力があります。
“かみすピーマン音頭”の今後の展開は?
市内の方に一番聞いてもらいたいです。
神栖市を全然知らない人にも聞いてもらい,この曲をきっかけに神栖市に興味を持ってもらえると嬉しいです。作詞をしてくれた吉岡さんには心より感謝しています。
自然と手足が動くような,とてもノリのよい楽曲ですので,盆踊りなど色々なイベントでぜひ活用していただけたらと考えています。
二人の神栖への想いが詰まった楽曲。たくさんの方に聞いてもらい、神栖を知ってもらうきっかけになることを願っています。