神栖市立中央図書館の隣にある「神栖市歴史民俗資料館」を訪れたことはありますか?
昔懐かしい農具の展示をはじめ、地域の歩みや文化をじっくりと学べる常設展示が魅力のスポットですが、実は今、企画展として「恐竜展」が開催されています。
▲過去の開催の様子はこちら子どもはもちろん、大人も思わず夢中になってしまう
本格的な展示がそろっていながらなんと入館料無料!
家族でのお出かけや、休日のちょっとした探検気分を味わうのにもぴったりのイベントとなっています。
今回は、恐竜展の見どころや長年愛され続ける魅力について、担当者の方にお話を伺いました。
Q.これまでに恐竜展はどのくらいのペースで開催されているのでしょうか?

当館で恐竜展を開催するのは、前回が令和5年、前々回が令和元年ですので、だいたい3~4年に1回のペースですね。
Q.7月18日から開催されていますが、来場者の反応はいかがですか?

おかげさまで、1日あたり250人~300人のお客様にお越しいただいています。開催直後の3連休は週末ということもあり、未就学児や小学生のお子様をお連れのご家族層が非常に多いです。
Q.今回の展示のテーマとメインとなる恐竜について教えてください。

過去の展示では特定の地域(前々回はアルゼンチンの恐竜など)を取り上げてきましたが、これまで「アジアの恐竜」に焦点を当てた企画はありませんでした。そこで今回は、アジア産の恐竜をテーマに集めています。
メインシンボルとしての展示は、アジアを代表する大型肉食恐竜(ティラノサウルス類)である「タルボサウルス」です。アジアの恐竜に関連して、モンゴル国で発掘された化石なども多数展示しています。
Q.身近な地域の化石についても紹介されているそうですね。

はい。私たちにとって最も身近な恐竜時代の地層として、千葉県の「銚子層群(ちょうしそうぐん)」を取り上げています。銚子層群では主にアンモナイトや、恐竜時代の植物の化石などが発掘されています。
身近なところで発見された化石を見ることができる
Q.銚子層群から恐竜の骨などの化石は見つかっているのでしょうか?

現時点ではまだ恐竜の化石は見つかっていませんが、まさに恐竜が生きていた白亜紀前期の地層ですので、今後の発掘調査に非常に期待が寄せられています。
Q.8月1日には東京大学大学院の久保先生をお招きした講演会が開催されますが、見どころはどこでしょうか?

久保先生はお若い研究者ですが、肉食恐竜の専門家で実際にゴビ砂漠へ赴き発掘調査を行っている現地チームの一員です。そうした現地での実経験や「発掘に関する生の声」を聞くことができるのが、今回の講演会の一番の聞きどころとなっています。
Q.最後に、谷田さんから「ここを見てほしい」というポイントはありますか?

今回のメインであるタルボサウルスは、昔ながらの直立したゴジラの様な姿勢ではなく、最新の研究成果を反映した「休憩姿勢(しゃがんだ姿)」で展示しています。

立ち姿を見慣れている方には少し小ぶりに感じるかもしれませんが、全長は約9メートルありますので、近くで見ると非常に迫力があります。また、2足歩行で手が小ぶりな点など、骨格の特徴もじっくり観察してみてください。
他にも、体験・タッチングコーナーも充実しておりますので、ぜひご家族揃ってお越しください。
歴史民俗資料館
- 住所…神栖市大野原四丁目8番5号
- 電話…0299-90-1234
- 開館時間…9:00~16:30
- 入館料…無料
- 休館日…毎週月曜、年末年始
- ホームページ…歴史民俗資料館HP














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