第17回かみす舞っちゃげ祭りが開催されました

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2026年9月19日・20日の2日間、神栖中央公園内特設会場を主会場に「第17回かみす舞っちゃげ祭り2026」が開催されました。

この祭りは、市内はもとより県内外から集まった参加チームによる踊りの祭典で、神栖市を代表するイベントのひとつです。

本祭の20日は台風の接近に伴い、よさこいやダンスなどの演舞は開催場所が屋外から「かみす防災アリーナ」屋内になりましたが、屋内ロビーには開演前から、雨に濡れながらも笑顔で開演を待つ人々の姿が見られました。

台風を吹き飛ばす!迫力のよさこい演舞

メインとなったのは、やはりよさこいの演舞です。力強く、華やかな演舞を披露する各チームの姿は、まさに台風の接近すら吹き飛ばさんばかりの迫力!
屋内会場という限られたスペースながら、踊り子たちのエネルギーとキレのある動きは観客を魅了し、多くの来場者に元気と感動を与えました。

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よさこいへの情熱と唯一無二の魅力

はるばる北海道より参加してくれた「夢想漣えさし」(ゆめそうらんえさし)の福田さん、北海道大学よさこいサークル「縁」の戸次さんの2名に、市外から見たこのイベントの魅力やよさこいへの熱い想いについてお話を伺いました。

「夢想漣えさし」インタビュー


福田さん(「夢想漣えさし」所属 副代表兼事務局長)

Q.まずはチーム結成からの歩みや、現在の規模について教えてください。

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福田さん

私たちのチーム「夢想漣えさし」は、今年でちょうど結成30周年の節目を迎えます。現在のメンバーは、踊り手が約80名、スタッフなどを合わせると全体で110名ほどで活動しています。

Q.100名以上の規模とは素晴らしいですね!普段はどのような拠点で練習をおこなっているのでしょうか?

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福田さん

私たちの地元である北海道の枝幸(えさし)町をはじめ、旭川、札幌、そして関東支部の4箇所に拠点があります。関東支部は千葉県周辺に住んでいるメンバーを中心に活動していて、普段はこの4拠点に分かれてそれぞれ練習を重ねています。

Q.全国各地に拠点があるのですね。演舞を披露するために遠征される地域はどのあたりになりますか?

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福田さん

道外で長年通わせていただいているのは、ここ茨城県神栖市と、三重県津市の2箇所ですね。あとは海外だと、台湾の「ランタンフェスティバル」にも参加させていただいています。それ以外は基本的に北海道内のイベントを中心に全国でお祭りを盛り上げています。

Q.かみす舞っちゃげ祭りには、第1回から参加されているとお聞きしました。初めて神栖に来られる当時のことは覚えていらっしゃいますか?

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福田さん

ええ、よく覚えていますよ。当時は会場も今とは違う場所で、本当に手探りの状態から始まったお祭りだったので「この先どうなっていくんだろう」という思いもありました。ですが、実行委員会の方々や地元の皆さんが本当にご尽力されて、年々すばらしくレベルアップしていきました。今回はあいにくの天気ではありますが、12万人もの人々が集まる大盛況のお祭りに成長していて、本当に感慨深いです。


長年の功績をたたえ、神栖市から感謝状を贈呈しました。
(画像右、代表:工藤 尊子さん)

Q.全国さまざまなところで踊ってきた中で、「かみす舞っちゃげ祭り」ならではの魅力とは何でしょうか?

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福田さん

一番素晴らしいのは、会場がすごくコンパクトに凝縮されている点ですね。札幌や名古屋、三重などの大型のお祭りだと、会場が市内に点在していて、バスに乗って移動しなければならなかったり、観客の皆さんも各会場に分散してしまったりするんです。その点、神栖の会場は一箇所にまとまっているので移動がとても楽ですし、お客さんも分散せずに熱量がギュッと集まります。これほど一体感を感じられるお祭りは全国的に見てもなかなかありません。

Q.会場の集中が生み出す一体感と盛り上がりは、神栖ならではの強みなのですね。

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福田さん

そうなんです。神栖の街自体も、コンパクトでありながら質の高いホテルや必要な環境がすべて揃っていて、お祭りを開催するロケーションとして最高の場所だと感じています。

Q.結成30周年という大きな節目を迎えられましたが、チームとしての今後の目標や活動について教えてください。

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福田さん

私たちは毎年、札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」をメインに据えて活動しています。10月には三重県での「津まつり」を控えており、それが終わると同時に来シーズンに向けた新しい曲作りや演舞の振り付け制作に入ります。また、今年11月には地元である枝幸町で30周年の記念祝賀会を予定しており、神栖市からも多くの方々がお越しくださる予定です。30周年をひとつの通過点として、さらにその先の50周年を目指して繋いでいけるような強いチームを作っていきたいですね。

Q.最後に、神栖市の皆さんへメッセージをお願いいたします。

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福田さん

まずは、長年にわたって私たち夢想漣えさしを呼び続けてくださっている神栖の皆さんに、心からの感謝を伝えたいです。遠方からチームを招待していただくには大変なご苦労があります。だからこそ私たちも、それ以上の熱量と感動でお返ししなければならないという覚悟を持って演舞に臨んでいます。これからも神栖の温かい地元のお客さんと一緒になって、その場を心の底から楽しめるような最高の演舞を届けていきたいと思います!


「縁」インタビュー


戸次(べっき)さん(「縁」所属 北海道大学3年生)

Q.まずは北海道大学「縁」さんの立ち上げの経緯や歴史について教えてください。

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戸次さん

「縁」は今年で設立28年目になります。1999年に全国各地から集まった北海道大学の学生たちが結成したのが始まりです。北大生を中心に活動を拡大し、今では道内・道外問わず全国各地で踊らせていただいています。

Q.通常はどういった形で活動されているのでしょうか?

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戸次さん

基本的にはよさこいの演舞を通して、各地のお祭りを盛り上げる活動をしています。私たちのチームコンセプトは「周りを巻き込み、ゴキゲンな流れをつくる」というものです。単に踊りを魅せるだけでなく、観客やその場にいるすべての人を巻き込んで熱狂の渦を作ることを大切にしています。

Q.全国各地のお祭りにも参加されているとのことですが、具体的にはどのあたりの地域に行かれているのですか?

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戸次さん

北海道内だけでも約40箇所のお祭りに参加しています。道外ですと、宮城県、滋賀県、石川県、岐阜県、そして今回の茨城県など、本当に全国のあちこちへ遠征しています。

Q.「かみす舞っちゃげ祭り」への参加は、何回目になるのでしょうか?

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戸次さん

チームとしては5回目ですね。僕は今回で3回目の演舞になります。

Q.神栖の街で踊ってみて、どのような印象をお持ちですか?

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戸次さん

神栖のお祭りは、僕たち踊り手とお客さん、そしてチーム同士の垣根がないところが本当に素晴らしいと感じています。みんなで一緒になって熱狂できるパワーがすごく強いんですよ。
例えば昨日も、僕らの演舞の中に観客の皆さんを巻き込んで一緒に手拍子や踊りで盛り上がる「ストーム」というパートがあるのですが、近くで観ていたお客さんや他のチームの方々にも声をかけて、一緒にメインステージへ上がっていただいたんです。最終的には200名〜300名規模の大きな輪になって踊りました。そういう地域性や一体感の強さは、神栖ならではの魅力だなと感じています。

Q.200〜300人の大歓声はすごい一体感ですね!ちなみに、現在のサークルの在籍人数は何名ですか?

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戸次さん

チーム全体では約60名が在籍しています。今回はスケジュールの都合がつくメンバーが選抜のような形で現地に来ています。

Q.名物でもある「赤ふんどし」姿の衣装ですが、あれはいつ頃から始まったスタイルなのですか?

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戸次さん

実は初代(結成当初)からの伝統なんです。北海道大学の恵迪寮(けいてきりょう)の文化をお借りして、僕らなりに表現しています。
衣装を脱ぎ捨てて身一つになるということには、特別な意味があります。自分たちの「恥ずかしさ」や「人からどう見られるか」といった余計なプライドをすべて捨て去り、心の底から湧き上がる衝動をそのまま表現する――その覚悟の証なんです。周りの目を気にせず、ありのままの情熱でぶつかっていく姿勢こそが「北大・縁らしさ」だと思っています。

Q.まさに「ぶっちゃげ※」た表現なのですね!来年以降もさらに盛り上がっていくために、「かみす舞っちゃげ祭り」でもっとこうしたら面白くなるのではという提案やアイデアはありますか?

※「ぶっちゃげる」は、方言で「壁を壊す」「心を開く」などの意。かみす舞っちゃげ祭りの由来となっている。

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戸次さん

そうですね、かみす舞っちゃげ祭りはフィナーレの総踊り(ソーラン節)が一番の盛り上がりを見せる場面だと思うんです。その時、メインステージの桟敷席(さじきせき)で座って観ているお客さんたちも、全員でタオルを振って参加できるような仕掛けがあると面白そうですよね。観る側と踊る側が完全にひとつになるような「会場参加型」の演出が増えると、より一層お祭り全体に熱量が広がるのではないかと思います。

Q.最後に、神栖市の皆さんへメッセージをお願いします!

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戸次さん

僕たちにとってよさこいの演舞は、ただ観客の皆さんにお見せするためだけのものではなく、その場にいる全員で心の底から楽しみ、盛り上がるための「きっかけ」であり「強み」だと思っています。
他のチームの皆さんや観客の方々と一緒に、忘れられない最高の空間を作り出せるよう、僕たちはこれからも全身全霊で全力の演舞を届けていきます!

かみす舞っちゃげフォトギャラリー

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~19日前夜祭の様子~

~20日本祭の様子~

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